人はなぜ家具家電を買うのか?
最近思うんです。どうしてみんな家具家電を買うのか?と。
なんでそう思ったのかというと、
・大学入学から2年半一人暮らしを経験(家具家電を買いそろえる。)
・ベトナムで家具家電付のサービスアパートメント、帰国後の現在も家具家電付のシェアハウスで生活
・現在引っ越し屋のアルバイトをしており様々な人の住居事情を見ている。
というバックグラウンドで、自分自身がもうよっぽどのこと(結婚とか)がない限り、家具家電を自分で所有しようとは全く思えないからである。
ベトナムでも今の家でも引っ越しはスーツケース2つとか段ボールちょろくらいだった自分にとって、段ボール数十箱と冷蔵庫洗濯機その他諸々所有してる人の神経が理解できない。
引っ越し代金なんて決して安いものではなく、気持ち的にもモノが多ければ多いほど移動に対する精神的ハードルも高くなるのに…。
今の時代、家具なんてイケアとかニトリで買いそろえる人が多いだろう。
僕も例に漏れずニトリで買ったし、そういう人間はたいがい家具や家電に全くこだわりがなく、一度買ったものじゃないとイヤだ!なんてことは全くない。
よっぽどインテリアにこだわりのある人にとっては家具家電の所有は意義あるものだが、こだわりのない人間にとっては住む部屋によって最適化された家具が準備されていてくれた方がよっぽどありがたいのでは?と思う。
こんな考え方、レアな方かな?と思って軽くTwitterでアンケートをしてみたところ、
サンプル数は少ないものの割と同じように家具家電付の方がいい、という人も割といそうだった。
ただ現状日本にある物件のほぼすべてが何も備え付けでついていないだろうし、思いつくのはレオパレスくらい。
なんなんだこの誰も幸せになんない産業構造。家具家電メーカーだけでしょ幸せなの。
資本主義が産んだ消費社会ひずみの典型なような気がする。
これから世の中はモノの所有から共有へとシフトしていくだろう。
僕が選んだファーストキャリアもシェアリングエコノミーを推進していく会社である。
モノの共有が経済の中心になるようなビジネスをバシバシ造っていきたいと思った。